第43回全国大会 彦根大会【報告】

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開催日 2010年8月3日(火)~5日(木)の3日間
会場 かんぽの宿 彦根(滋賀県彦根市松原町3759)
 
記念講演 佐々木英一(追手門学院大学)
 題目「国際比較から日本の技術・職業教育を考える」


3日(火) 

①実技講座

(1)教材を作って遊ぼう
児島高徳(刈谷東高校) 定員各 7名 材料費 500円
 教室で実験などをして生徒とウキウキする授業をしていますか?生徒の笑顔を思い浮かべながら教材を一緒に作りませんか。機械・電気・情報などで2進数の原理や光の3原色などの教材やプリントを持ち帰って生徒と楽しんでください。

(2)韓国発!ハイブリッド自動車の教材製作と授業紹介
崔劉鉉,金東河(忠南大学校) 前半・後半とも定員10名 材料費2人1組で1000円
乾電池と太陽電池によって作動するハイブリッド自動車の教材を製作します。また,この教材を用いた動力伝達や減速比,光センサー回路の理解のための中学校段階の授業を紹介します。教材・授業レベルで国際交流をしましょう。

(3)つくって遊んで学べる教材―『子どものしあわせ』リレー連載より―
 斉藤武雄(慶應大学等教職課程非常勤講師) 吉田 喜一(都立産業技術高専) 材料費:100円
小学生から大学生までが夢中になる教材作りに挑戦します。技教研の常任委員会の吉田、平館、斉藤がコーディネーターとなって、月刊誌『子どものしあわせ』(草土文化)に4年間リレー連載した「親と子で作って遊ぼう」のいくつかを作ります。

(4)立体グリグリで3次元作図に挑戦 
川俣 純 (谷田部東中学校) 定員:10人以内
3次元で考え設計するその神髄を,短時間で体験しましょう!立体グリグリは自分で経験してはじめてその真価がわかります。さらに,そのデータでグリロボを動かしスチロール板を加工すれば,これからのものづくりの世界が見えてきます。

②理論講座

(5)「エネルギー変換に関する技術」の課題と方向性
有川 誠(福岡教育大学)
技術科の「エネルギー変換に関する技術」は,かつての「機械」「電気」領域の内容・方法に強い影響を受けつつ,新たなスタイルも指向されている。本講座では「普通教育としての技術教育」の観点からその課題と方向性を論議した。

(6)高等学校情報科の理論と実践
長嶋 秀幸(東京大学教育学部附属中等教育学校)   
これまで、私は高校情報科において、コンピュータやネットークの技術的な側面を重視した実践をおこなってきました。これまでの実践を紹介し、今後の情報科における技術教育のあり方を考えていきます。

(7)職人技の科学 -旋盤加工を事例として-
石田正治(豊橋工業高校)
工業技術基礎や実習、課題研究などでものづくりをするとき、機械加工で困ったことはありませんか。私の旋盤工としての体験をもとに、その技能を理論的に解き明かしてみましょう。講座では一流の技能を身につける勘どころを教えます。
 
(8)生物育成(栽培)の授業に取り組むために
大河内 信夫(千葉・千葉大学)
新しい中学校学習指導要領で必修となった栽培 に,戸惑いはありませんか?栽培の位置づけ(どのような視点で取り組むか)のちょっと理論的な部分を含めて,教具の紹介(時間があれば製作と実演),実験例, 題材などを紹介します。


 

4日(水)

A分科会 小学校・中学校の技術教育 井川大介、川俣純
テーマ「問題意識をもち、理念のない対応措置から脱却しよう」
子どもたちは、一人ひとりが成長や発達も違い、当然、学習の理解の早さや定着の度合いも異なり、地域によってそれぞれの特色があり、実態はさまざまです。また、地域の教材を掘り起こしたり、地域住民と連携した教育実践をすすめることは大切なことです。子どもや地域の状況をよく知っているのは、子どもの目の前にいて直に向き合いそこで生活している私たちなのです。しかし、カリキュラムの指導項目の対応措置に振り回されることによって、私たちの理念を伝えられないでいることはないでしょうか。理念が伝わってこそ、技術観が形成されるのではないでしょうか。教育現場の実態に基づいた自主編成によるとりくみの報告を通して、知恵と工夫を交流できればと考えております。
 
B分科会 小嶋晃一、竹谷尚人、高岩千尋
テーマ「教育実践を深めよう」
工業高校、高専、専門学校、職業訓練校等が抱いている課題の中から、次の4つの柱に沿って、実践報告をもとに研究討議を行います。1)高校再編の各地の問題点を探り、高校工業職業教育の将来展望を探る。2)単位数削減の下での工業の専門性の確保と、楽しくわかる授業づくりの実践交流。3)就職難に立ち向かう各地の取り組みと、労働観・職業観を育て進路を拓く実践の交流。4)高専、専門学校、職業訓練校など高校後の技術・職業教育の実践と課題の交流。この他にも、「普通高校における技術・職業教育」「教科『情報』の実践」など幅広くレポートを募集しています。


5日(木)

問題別分科会

C:技術史と教育 大橋公雄(依頼中)
技術教育における技術史の役割を考えながら、地域の技術史研究、それらの成果を活かした技術史の授業実践を検討します。

D:諸外国の技術・職業教育 横尾恒隆、木下 龍
諸外国の技術・職業教育は、どのように行われているのでしょうか。二カ国ほどの動向を、国内の課題を見据えつつ、国際的な視野で検討します。

E:子ども・青年の発達と技術・職業教育 平舘善明、齊藤武雄、直江貞夫
厳しい労働環境のなかで生きていく子ども・青年の健やかな発達を促す手だてを探るために、彼・彼女らの抱える発達諸課題や社会的諸問題を、技術・職業教育の観点から検討します。

F:技術教育の授業づくり 村松浩幸,児島高徳,佐藤和敏
一押し教材を持ち寄り,紹介・実演・議論を通して,技術教育の「わかる授業」「たのしい授業」の創造を目指す教材情報満載の分科会です。初参加や教材のない方も大歓迎!

G:障害児・者の技術教育 尾高進、岡田孝一郎
障害をもつ子ども・青年の技術・職業教育について、実践交流を交えて率直に交流しませんか。日ごろ障害児・者と関わっているかは関係なし。関心のある方はどなたでも大歓迎です。

地域の見学会

①西の湖での水郷めぐり(滋賀県蒲生郡安土町下豊浦4209-7)定員約20名
安土町で小学生に地域の自然の豊かさや、農業漁業の歴史を紹介している奥田修三さんに、実際にボートに乗りながら西の湖を案内していただきます。西の湖や琵琶湖とともに生きた地域の歴史を体験できる非常に貴重な機会です。

②西澤工務店(滋賀県彦根市鳥居本町1980-2)定員約20名
寺社仏閣建築で現代の名工に選ばれた、西澤政男さんが率いる西澤工務店の工場を見学します。滋賀県の多賀大社や日吉大社の建築・修繕などを手がけており、伝統の技術を間近に見学できる見学会です。
 


 

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